認知行動療法その2

皆さん、こんにちは、認知行動療法 前回の続きです。


前回は「自動思考」について。

「自動思考」とは出来事に対して、瞬時に思い浮かぶ思考、車で言うオートマティックみたいなものと説明させていただきました。

皆さんどうでしょう? 「自動思考」ってもしかしたら人によって違うのではと言う気づきがありませんでしたか?

そうなんです!! 「自動思考」は人によって違うんです!


そんな当たり前の事!って思ってしまうんですけど、実はこの事に気が付かない人って多く、かつては自分もその一人でした。


同じ出来事に対してひとそれぞれ感じ方が違う・・・「落ち込む人と落ち込まない人の違い」・・・ここがポイント!

例えば・・・前回のテストで60点を思い出してください。


60点が合格点だからラッキーと思って喜んだA君とします。普段から頑張って勉強をしていたB君は90点以下は取ったことがない。そんなB君はテストで88点を取ってしまった。

B君は、「この俺が、90点以下なんて・・・」とか、自分を責めたりします。そんな時、A君がB君に「俺より全然良い点だし、何で落ち込むの?」とかって声を掛けたとします。

B君はきっとA君には「俺の気持ちなんてわからない!」って思ったりするんでしょうね。

さて、B君は、駄目だった探しをしたりします。どうして90点取れなかったのか。「あと少し勉強が足りなかった」「あ~あの時寝なければ」「この問題、あと1問正解すれば!」など。

それはとっても大事だし、反省なくしては人生は成長しない!


ただ、認知行動療法はこの「88点をとった俺は駄目な人」と言う「自動思考」を修正して行きます。

普通に考えたらとても良い点数だと思うんですが、A君が言ったって他の誰が言ったってきっとB君には響かないですよね。


せっかく日頃頑張っているのに、B君は自分を認められない、評価できないなんてもったいない。
少なくとも私はそう思います。


88点と言う点数は既に過去の事で、いつまでもそこにこだわっていると時間はどんどん過ぎて行くわけですよね。

学生のB君は、88点で落ち込んでも全く実害はないと考えられますが、もしこれが社会人だったらどうでしょう。
仕事では自分の過失でなくても、損失や88点どころか、50点・40点・マイナス30点なんてざらですよね。


そんな時にB君は立ち直れるでしょうか?(もちろん仮定の話しですが。)


もしB君が、「俺は頑張ったんだから!まあたまには80点台でもいいや!」「人生こういう事もあるさ!」「そっか、この試験はこういう傾向なんだな、次はこの辺りも強化してやっていこう」と思えたら、落ち込まなくて済みますね!


これが「自動思考の修正」です。


折角頑張っているのに、自分で自分の価値を下げない、自尊心を低下させない、前に進む為に考え方の修正をするんですね。

一般的なんですが、うつ病の方は、ご自分が頑張ってやってきた事でさえ評価せず、または過小評価で、自分を責めてしまう方が多いように思います。

なので、認知行動療法はうつ病に効くと言われています。

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