進まぬHIV差別や偏見の回復 

今日は久しぶりに一人の休日、相方が昨日からお泊りで帰ってこないのでとても自由に過ごしていました。

ずっといないと寂しいと思いますが、1日くらいなら自由な時間が堪能できてうれしいです。(笑)

午前中はたっぷり寝て、午後からは修士論文を作成していました。
4万字が最低提出ラインのところ、今2万3千字まできました。

最終提出は来年の1月なのですが、指導教授とゼミの仲間に「6月末までに仕上げると」と宣言してしまいました。

そうやって何でも後回しにしてしまう自分にプレッシャーをかけるのが目的です。

セクシャルマイノリティに対しての偏見以外のところも少し扱い、社会には様々な偏見が存在する。

偏見や差別はどこにでも転がっているみたいな落ちを作りたくて、あらゆる差別を調べていました。


ひとつ思い出したHIVに関しての差別がありました。


HIVは1980年初頭から日本でも患者がでており、その後不治の病ということでAIDSパニックなどもおこりました。

1989年にエイズ予防法が制定されて、エイズ治療や予防に関して画期的な対策がなされると思いきや、その内容の主たるものは、医師は患者氏名や住所を行政に届け出なければならないなどの法則が明記されたおり、どちらかというとHIVに対しての恐怖を強化したり、HIV患者への差別や偏見を助長するものでした。

1998年に感染症に関する法律ができてそちらに引き継がれる形でなくなりました。


http://healthpress.jp/2016/09/hiv5.html

いまだに医療機関での受信拒否が起こっている現実。

東京都保健福祉局の調査
平成23年2月14日から平成23年2月25日 都内469か所の医療機関に行われたHIV患者の透析の受け入れに対する調査では、透析を受け入れている医療機関は2~3%でした。

ちなみにB型肝炎やC型肝炎を受け入れている医療機関は9割以上ででした。

さて何がいいたいかと申しますと、通常医療機関ではどのような場合でも感染症対策は実施されています。

それがHIVでも肝炎でもです。


ウィルスの感染力から言ったら、HIVウィルスよりも肝炎ウィルスの方がはるかに強力であり、技術的な面でHIV感染者の透析が出来ない訳ではないのです。


大学院でのイベントで修士論文のプレポスター発表を実施したところ、偶然居合わされた透析病院に勤められている看護師の方がいたので、こういった状況について質問してみました。

その看護師の方が勤められている病院ではHIV感染患者の透析は実施されているとのことでした。

HIV感染患者の透析が浸透しない理由に差別や偏見があるのではと質問しました。

その看護師の方は「差別や偏見ではない!」「ただ情報がないだけ!」と言われました。

私は、エイズ予防法が廃止されてから20年くらい経つ中で、情報がないわけでは決してないだろうと思いました。


以前、私とゲイの友人とALLYの友人の3人で立ち上げようとしていたメンタルオフィス。
私から事務所の撤退を提案をし、今は休止状態になっています。


きっかけは、ゲイの合コン、マッチングイベントをする際に作成されたポスターの小さい注意書きを巡って口論をしました。
画像


下の注意書きの中で「HIV検査証明書提出自由」について意義を伝えました。

合コンでHIVであるかどうかは関係ない、提出自由など扱う必要がない。扱う必要がないものを扱うことでゲイ=HIVや、HIVの方への差別や偏見が助長されてしまう。


メンバーからは、なぜそこまでこだわるのか、「私自身の問題」ではなども言われました。


1990年代にゲイの友人からHIVの相談を受けて、最初は情報を得にHIVの団体を訪れました。
その後3年ほどそのHIVの団体で電話相談を経験しました。

人一倍にHIVの人に対しての想いや、人権意識が強いだけなのか。過剰に私が反応しているだけなのか。
そのような自問自答もしました。

メンバーからは「訴訟をされた時に負けるから」と中々納得が得られず、それでも社会に対して差別や偏見をなくしていきたいという団体が、自ら差別や偏見を助長させてはいけないと必死に説得をしました。


そのあと関係性がギクシャクして、私から事務所の撤退を願い出て、その後の活動は個人で行うとなりました。


HIV感染は増加傾向にある。これは先進国では日本だけだそうです。
さて、HIVに罹患された方の理解は20年前、30年前から進んでいないのではないか。


ゲイの中でもHIV差別がある現状、これでは堂々と権利は主張できないですよね。

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